~生誕110年~

朗読 太宰に恋して vol.5

11月4日(月祝)15:30開演

豊中市立アクア文化ホール

昨年の東京・大阪公演。今春の青森公演(太宰生誕の地、金木町と浅虫温泉)に続き、5回目となる今回は、その集大成として太宰治の魅力をお届けします。

今年は太宰治生誕110年です。

昨年の東京・大阪公演、そして今春朗読ユニットおとめ座は青森に飛び、太宰誕生の地、金木町と浅虫温泉で朗読会を行いました。

 

太宰に恋してvol.5となる今回は、その集大成として、
前半は、まず太宰の故郷を舞台にした自伝的小説「津軽」。育ての親たけとの再会の場面は思わず涙がこみ上げます。青森出身、太宰治作品の朗読をライフワークとする中村雅子が津軽弁を交えお届けします。

 

次は「壺阪観音霊験記」。太宰が若い頃夢中になり、自ら稽古した義太夫です。六代豊竹呂太夫氏に師事する岡崎裕子が朗々と語ります。

 

続いて新釈諸国噺より「粋人」。落語にも造詣が深かった太宰が浪花を舞台に書いた作品は、まるで落語のような滑稽な噺。女性落語家第一号、露の都氏にする椋本友子が大阪弁を交え伝えます。

 

前半の最後は津軽三味線の演奏です。竹山流師範高橋栄香が奏でる“豪快で繊細”な生演奏をお楽しみください。

 

後半は、おとめ座公演の定番で毎回好評の太宰の代表作「走れメロス」。三人がメロス、王、語りなど役を入れ替えながら、プロならではの手法、持ち味を生かして朗読し、太宰のメッセージを伝えます。今回はダンスチームteaとのコラボもあり、どよのうな化学変化が起こるのか私たちもワクワクしています。

皆さま、ぜひお越しください💕

🍒場所🍒

豊中市立文化芸術センター中ホール(アクア文化ホール)(HP)

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🍒お申し込み🍒

チケット:全席自由 3000円

チケットぴあ:

Pコード 497134、興行コード 1940391

又は下記フォームからもお申込みいただけます。

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🍒お問い合わせ🍒

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過去の公演


2019年4月5日~7日、朗読ユニット「おとめ座」は

太宰治の故郷、青森で朗読公演を行いました。

11月4日(祝)には、大阪府豊中市アクア文化ホールで

「太宰に恋して」vol.5を行う予定です。

太宰治生誕百十年奉読供養会

4/6(土)。朝8時前から着物を着て9時にホテル出発。金木の雲祥寺さんに向かいました。
  今回は奉納朗読ということで、三人で相談し、色無地を着ることにしました。
お寺では、ご住職様始め皆様が本堂を素敵に設えてお迎えくださいました。
お客様の約半数が和服をお召しで、華やかでありながらも厳粛な雰囲気の中、奉読会が始まりました。
  ご住職の読経、参列者全員の焼香に続き、我々の朗読です。当初15分ほどで。。とのお話でしたので、「津軽」から、雲祥寺さんのことが書かれた部分などを抜粋して用意しておりました。
ところが、前日の最終打ち合わせで、もう1つ何かを。。ということになり、ご住職がお好きだという「黄金風景」も急遽朗読することになったのです。幸いにも台本を持っていたので、それをコピーして台本を作り、何とか本番に間に合いました(^_^;)。。終了後、お客様と和やかに記念撮影。。また地元紙だけでなく新潟の新聞社の取材もお受けするなど、大変充実した時間を過ごさせていただきました。
ご住職が朗読を聴いて涙してくださった。。と奥様からお聞きして大感激!
貴重な機会をいただけたことに、心から感謝申し上げます。雲祥寺さま、金木文化会さま、スタッフ様、お越しくださったお客様、本当にありがとうございましたm(_ _)m。
後ろ髪を引かれながら、メンバーは次の公演会場である浅虫へと向かうのでした。

太宰治生誕百十年朗読会 at 浅虫温泉

金木を後にして、車で着物のまま浅虫に移動(^_^;)、到着したのは午後3時でした!
こちらでも、会場の「南部屋 海扇閣」さんでは大きな看板や立派なステージを用意して我々を迎えて下さいましたハートぴかぴかひかるありがとうございました。
ご挨拶もそこそこにリハーサル開始(^_^;)、音響や照明のチェックをするうち、もう開場時間に。。
全く休憩時間がないまま本番突入となりました。
浅虫公演の内容は金木とは全く別作品でした。
太宰が浅虫温泉の思い出を書いた文章からスタート、次いで太宰が凝っていた義太夫について書かれた文章を朗読してからの「壷阪観音霊験記」。
さらに、落語のような要素のある滑稽な「粋人」を関西弁混じりで朗読。。と、今までにない朗読構成にしてみました。大阪出身の二人の特技を生かしました。
2部は、昨年大阪公演でもご好評いただいた「走れメロス」。これは青森でも実に様々な方が演じているのですが(^_^;)、おとめ座ならではのメロスを表現しようと思いました!
地の文や配役を入れ替えながら読み繋ぐスタイルで、最後にメロスが刑場に突入する場面では、
「待てびっくりマークその人を殺してはならぬ。。!」メロスはかすれた声で精一杯に叫ぶ。。とあるのですが、
実際疲れもピークでヨレヨレになっていたので(笑)、演じることもなく素のままで出来たような気もします(^_^;)。
当初の定員を大きく上回るお客様にお越しいただき感謝の気持ちで一杯ですハートぴかぴかひかる
ありがとうございましたm(_ _)m
そして、海扇閣さま、あおもりスペース活性化プロジェクト様、お手伝いくださった皆様、
本当にありがとうございました!!

2019年朗読ユニット「おとめ座」始動!

4月6日(土)太宰治ゆかりの青森県五所川原市の雲祥寺さんにおいて、おとめ座が生誕百十年の奉納朗読をさせていただきます。

また、青森市の浅虫温泉海扇閣さんでの朗読会も行います。

11月4日(祝)には、大阪府豊中市アクア文化ホールにおきまして、朗読会も予定しています。


🍒朗読会について🍒

 青森出身で津軽弁を交えた太宰作品の朗読をライフワークとする中村雅子、その友人である岡﨑裕子と椋本友子が、朗読ユニット「おとめ座」として関西で初めて行う朗読会です。太宰治没後70年の桜桃忌を前に、キャリア30年以上の朗読者たちが津軽三味線を交え、今なお輝きを放つ太宰作品の魅力を関西の人々に伝えます。

 

 太宰治の作品は「人間失格」や「斜陽」のイメージからか、暗くネガティブな作品が多いと思われがちですが、明るくユーモアあふれる作品もたくさんあります。今回の朗読会では、聞いた人が希望を持てるような作品を中心に選びました。

 全編津軽弁で書かれた「雀こ」、自叙伝的作品で読後感が清々しい「黄金風景」、“桜桃忌”の名前の由来になった「桜桃」。

そして信頼、友情、正義がテーマであり太宰治の代表作の一つ「走れメロス」。

 

 「太宰にはこんな作品もあったのか」「昔読んだが、朗読で聞くと感じ方が違った」など、太宰の魅力を再発見してもらえる内容になっています。

 そして、語り手が声を使って直接聞き手の心に想いを伝える“朗読”に触れることで、生身の人間が持つ声のすばらしさ、日本語の響きの美しさを感じていただけたら幸いです。

大阪公演、無事に終了いたしました!

5月2日、昼公演、夜公演、合わせて300名以上の皆様にお越しいただきました。

お忙しい中お越しいただいた皆様方に、厚く御礼申し上げます。

東京公演、満員御礼!無事に終了いたしました!

 

 

4月3日(火)東京・神楽坂の北のプレミアムフード館で、~没後70年~朗読「太宰に恋して」東京公演が行われました。

昼、夜公演ともに満席のお客様にお越しいただきました。

 

≪お客様のアンケートより≫

※ 朗読ライブ初体験です。すばらしい体験でした。演劇を見てい  るような感覚でした。

※ とても心に響く朗読。感動いたしました。津軽三味線も堪能できとても贅沢なひと時でした。朗読とは読むものではなく、魂から語ってくださるものですね。素晴らしかったです。

※ 自分で本を読むのとはまた世界が違って見えます。津軽三味線もちゃんと聞いたのは初めてなので、とても興味深く聞きました。

※ それぞれよかったのですが、「走れメロス」は構成が秀逸。

三人役替りで迫力があり、引き込まれました。

※ とても素晴らしかったです。三人ともそれぞれ個性がおありなのに、一緒にお読みになった時の統一感、一体感がびっくりするほどよかったです。またぜひ聴かせてください。

※ 皆様の表現力、プロの技に感涙いたしました!!若いころに読んだ作品に津軽弁をイメージしていましたが、本物の津軽弁で作品を聴くことができて脳内リセットができました。

※ “声のもつ力”心にしみました。ありがとうございました。

※ 感動しました!泣きました!ものすごい声量、迫力に心が震えました。朗読のすばらしさを再認しました。

※ 素晴らしかったです。特に「走れメロス」は鳥肌が立ちました。赤い夕陽が見えるようで、とても感動しました。